夜の眠るまえのナイトケアは、午後10時から午前2時の肌のゴールデンタイムと同じくらい、肌にとって大切なスキンケアです。睡眠前の肌のスキンケアの積み重ねによって、翌朝の肌の状態に大きな影響を与えます。健やか肌は夜のナイトケアが決め手。睡眠中の肌の働きをサポートすることにもつながります。

まずはクレンジング。一日を過ごした肌にはメイクやUVクリームだけではなく、ホコリや汚れも付着しています。肌の負担や疲れとなるメイクと汚れをしっかり落とすクレンジングを行ってオフしましょう。クレンジングで毛穴の汚れを落としておくことで、その後のスキンケアアイテムの浸透が良くなります。

肌は寝ている間に生まれ変わります。その日の肌の傷みも寝ている間に修復しようとするので、マッサージはやはり夜行うのが効果的。お風呂上りに1日でむくんだ顔の血行を促しておくと翌朝もスッキリ。時間のない朝のメイク前に行うと、油分の多いクリームでメイク崩れの原因にもなってしまうので注意。

パックなどのスペシャルケアで、より肌に贅沢なケアを行いましょう。化粧水パックで疲れた肌をうるおしたり、肌の乾燥が気になるときは保湿用のパックや、ピーリングクリームでエイジングケアをするのもこのタイミングです。日中の紫外線や乾燥によるダメージをケアしてリセットするのが大切。

クレンジングや洗顔はバスタイムも活用できます。身体が温まると毛穴が開きやすく、汗と一緒に汚れや皮脂も排出されやすくなるため、毛穴の奥の汚れまでしっかり取り除けるでしょう。寝ている間に日中のダメージを回復して、肌の生まれ変わりをサポートする夜専用のナイトクリームでケアしましょう。

最後に忘れがちなのが睡眠中の乾燥対策。とくに冬は睡眠中に空気の乾燥により肌は水分不足の状態に。せっかく寝る前に美容液やシートマスクで美容成分を与えても朝起きたらカサカサなんてことも。眠っている間の肌にうるおい成分を補い、閉じ込めるコクのあるクリームは夜のナイトケアとして有効です。