朝のスキンケアは、その日1日の美肌とメイク崩れにも大きく影響してきます。とくにファンデーションのノリも変わってきます。朝のスキンケアを大切にすることで、その日をキレイに気持ちよく過ごせます。夜だけ念入りにスキンケアをする人が多いですが、実は朝こそきちんとスキンケアを行うべきなのです。

最初に頭皮と顔のリンパをマッサージして浮腫んだ顔を解消しましょう。朝の洗顔は保湿成分などの含まれた肌に優しいタイプの洗顔料をよく泡立てて洗います。朝の肌は汚れていないと思われますが、朝起きた肌も寝る前につけたクリームの油分や、ホコリから皮脂や汗などの汚れもあるので朝の洗顔は必要です。

とくに鼻などのTゾーン、あごなどは皮脂の分泌も多いので、朝でも洗顔料を使って洗顔をしたほうが良いでしょう。しかし冬の季節や、どうしても乾燥してしまう乾燥肌の人の場合、朝の洗顔はぬるま湯だけでもいいでしょう。乾燥しやすい頬や目元など控え、皮脂が気になるTゾーンのみ洗顔料を使うのもあり。

洗顔後の肌には化粧水でうるおいをたっぷり補給します。十分なうるおいが必要なので、化粧水はコットンやシートに浸してローションパックをするといいでしょう。乾燥からシミやしわ、ニキビや毛穴の開きなども保湿してお肌を水分で満たしてあげることで、ふっくらツヤのある美肌になり1日の肌が変わってきます。

保湿のスキンケアをしたときにすぐにメイクはせず、少し時間を置いて美容液やクリームが肌に浸透してから行うようにします。忙しい朝には慌ててメイクをしてしまいたくなりますが、美容液やクリームを塗ったばかりで肌の表面がベタついているときに下地を作ってしまうと、メイクがヨレて崩れやすくなります。

ローションパックと保湿で肌のコンディションを整えたあとは、1日の紫外線ダメージを防ぐために日焼け止めを塗りUVケアをしましょう。肌をいたわる夜と違い、朝のスキンケアは守ることを意識します。その日を過ごす環境などから肌に受けるダメージをあらかじめ考え予防するケアが朝は大切です。