プロもメイクに活用する便利な道具一式。メイクブラシの他に、プロのメイクアップアーティストも駆使して活用する使いやすい優秀な道具があります。道具１つでメイクアップをよりスムーズにし、用途や仕上がりのイメージに合わせて使えたり、メイク時間を短縮したり、気になる箇所をより繊細で細かい調整ができるのです。

あなたのメイクの効果を最大限に引き出し、細部を修正したり、美しく整えるメイク道具はどれも必需品です。いざというときにも役立つ便利なもの。細かいメイク道具は清潔さを保つためにファスナーつきの保存袋にまとめておくのがおすすめです。ほかに透明の収納ボックスがあれば、小さな道具をもう探し回らなくてすみます。

01.ファンデーションスポンジ
ファンデーションを薄く塗り重ねていくのに絶大な効果を発揮します。リキッドやクリームファンデーションを塗るときには、２つ折りにして角を使えば、細かい部分もムラなく塗ることができます。海綿のような天然のスポンジは避けましょう。表面がなめらかな合成樹脂のものの方が柔らかく、順応性があります。

ただしスポンジの成分にラテックスを含まないものにしましょう。肌あたりの柔らかいものを選びます。スポンジはくずれてしまったファンデーションをならすのにも使えるのでメイク直しにも役立ちます。ドラッグストアなどに売っているスポンジがたくさん入ったパックなら、こまめに取り替えて洗えるので使いこなせて便利です。

02.綿棒
綿棒ほど便利なメイク道具はありません。例えばアイブロウを描いたけれど眉尻がぼやけて太くなってしまった時、綿棒で下辺を削ればシャープでスリムな眉尻を作れます。ペンシルアイライナーは細い綿棒にとってから描いたほうが直に引くより自然な印象に仕上がりますし、綿棒は色をぼかしたり混ぜたり繊細な調整もできます。

リキッドルージュやグロスも綿棒にとってから唇にのせればしっかり厚めに塗ることもできます。いざという時には綿棒は色をつけるチップの代わりにも使えます。頬に落ちたアイシャドウやマスカラの粉をとったり、メイク落としにも適してますから、メイクのちょっとしたはみ出しの修正や失敗ならメイク直しにサッと活躍します。

03.ビューラー / まつ毛カーラー
メイクアップアーティストにこれは欠かせません。プロでなくてもビューラーは必ず使うべきです。マスカラなしでもまつ毛に張りを与え、目をパッチリ見せるこの道具はメイク箱にはなくてはならないものです。熱の力を利用するホットカーラーを使えばカールはより長持ちしますが、通常のビューラーでも充分なカールが作れます。

04.まつ毛コーム
マスカラをつけた束になったまつ毛のダマを解消し、まつ毛をとかすコームはマスカラのアイメイクを整えるのに必須です。コームの片方には、つけすぎたマスカラを調節するブラシがついているまつ毛コームもあります。マスカラ以外にも、まつ毛美容液やマスカラベースを、まつ毛に均一に伸ばし浸透させる際にも役立ちます。

05.毛抜き
トゥイーザーの毛抜きは必需品です。眉毛の整えやムダ毛の応急処理に欠かせません。毛抜きは丈夫さと精度が命。すぐにゆがんだり壊れやすいものは、非経済的ですし無意識にストレスの原因にもなります。毛抜きは合わせがズレないでゆがまない丈夫なものがベストです。刃先がシャープなタイプが狙いやすく使いやすいでしょう。

06.ハサミ
メイク用の小型のハサミは、すぐに伸びて不揃いになってしまう眉毛の長さを整えたり、つけまつ毛を好みの長さにカットするときなど、細かい作業に役立ちます。欠けた爪を切って整えたり、傷んだ髪の毛先を切ったり、いろいろ役立つ必要品です。シャープな切れ味が長持ちする質の良いハサミは必ずひとつは置いておきましょう。

07.コットン
コットンは様々な使い方ができて便利。メイク直しの時は、コットンに乳液を含ませてムラになってしまったメイクを拭き取るのに使用します。他にメイクアップ リムーバーを浸透させてポイントメイクを落とす際や、化粧水で浸してムラなく肌につけたい時に役立ちます。コットンは大きくて毛羽立ちにくいものを選びましょう。

08.etc
その他にメイクに役立つ道具は、目薬も便利。クールタイプなら目をリフレッシュして目にうるおいを与えて、顔全体の印象をフレッシュにしてメイクアップの完成度を上げます。脂取り紙も眉や小鼻まわりなど、皮脂分泌の盛んな部分のメイク直しに便利です。またアイブロウステンシルがあると眉の形を簡単に整えられます。