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ギリシャ古典の吸血鬼モルモーメイク|フィリニオン コリントの花嫁 ゲーテ ヴァンパイア ゴスメイク ゴシックメイク アイメイク リップ ベースメイク モードメイク メイク方法 化粧 やり方 VOGCCI ヴォグッチ

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—ギリシャ古典の吸血鬼モルモーメイク
モルモーメイクは、ギリシャ神話に伝わる吸血鬼、モルモーの逸話にインスパイアされたメイク。その1つが18世紀ドイツ、偉人ゲーテが吸血鬼詩、コリントの花嫁へ題材にした、フィリニオンというギリシャ古典。キリスト教の支配で闇に葬られた、古典古代や魔術。しかし知の遺産として、中世時代から古典復興が進みました。

01. Makeup
このメイクの目的は、後世のヴァンパイア物語へ深く貢献した、コリントの花嫁。その原型、乙女フィリニオンが死霊のモルモーへ蘇る、ダークロマンティシズムなギリシャ古典を、あなたの現代のモードメイクへ再解釈。アイメイクは邪悪なる夜想の宝石、ダイヤモンドブラック。リップは漆黒なる官能の毒、ポイズンブラック。

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02. Philinnium
歴史はかつてギリシャが、古代ローマ帝国に占領されていた、2世紀に起きた驚異の現象です。ある孤独な少女がエーゲ海を眺めていました。彼女はギリシャのコリント出身の貴族フィリニオン。彼女は美形の恋人、マカテスに夢中になりますが、結婚は叶いません。高貴な家柄の為、遺産相続と身分の違いで両親に反対されます。

03. Tears
フィリニオンは抵抗に遭うほど、会いたい想いが募り、ついに家出をして、恋人マカテスの家で、同棲を始めました。ところが半年後、両親に見つかり連れ戻されたフィリニオンは、厳重に監禁され、遠くの地域へ引っ越す計画を打ち出されます。彼女は恋人と引き離され、会うことも禁止された措置に、涙が溢れ泣き崩れました。

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04. Death
眠れない夜が続き、悲しみと孤独で精神を病んだフィリニオン。食事まで拒否し、病的に衰弱していった彼女は、ついにある日、若すぎる死を迎えてしまったのです。両親は娘の遺体に、豪華な衣装を着せ、所有地の薄暗い、石畳の地下室へ運び、バラで飾った棺に安置させると、葬儀は騒ぎを避ける為、両親のみで密葬しました。

05. Poltergeist
その後日、夜の丑三つ時。眠ろうとしていたマカテスが、部屋で軋む物音と黒い影に気づきます。そこにいたのは、青白い肌で静かに見つめる、豪華な衣装を着た、神出鬼没なフィリニオンの姿でした。寄り添った彼女を抱きしめたマカテス。しかし彼は、フィリニオンの死と葬儀を知らず、矛盾が生じたミステリーが始まります。

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06. Vampire
このメイクは滅びの美。古代ギリシャで女性の死霊、蘇った死者は、吸血鬼モルモーと呼ばれ、恋人へ会いに黄泉から戻ってきた乙女フィリニオンを体現。孤独な夜に恋人を想い、零した涙が宝石へ結晶化したアイメイク、死の花嫁を暗示した黒バラのダークリップ、高貴な色白の肌、退廃的でラグジュアリーなゴシックメイクへ。

07. Color
あなたのメイクカラーは、ブラックを貴重にした耽美なゴシックロマンス。退廃的な滅びの美と、静寂な死を秘めたモノクローム。あえて生命を感じさせる鮮やかな色は使わず、黒と白の無彩色のモノトーンカラーで統一。色彩を無にした妖艶なモノトーンメイクは、真夜中の闇を優雅にさまよう、幻想的な吸血鬼モルモーの暗示。

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08. Texture
あなたのメイクテクスチャーは、アイメイクは夜の涙が宝石のように、光を反射させ闇の中で輝くグリッターな質感。リップは反対にマットな光沢の口紅。瞳と唇が同じダークカラーの黒でも、質感の違いで表情に光と影のコントラスト、強弱と動きが生まれます。肌は貴族のフィリニオンらしく繊細でフェミニンなセミマット肌。

09. Form
あなたのメイクの形は、ダークカラーでも瞳と唇の描き方は、フェミニンな丸みある形、フィリニオンのダークロマンスな美と死の2面性を体現。メイク色はハードな印象の強い黒色ですが、メイクパーツは丸みを帯びた形状へ描くことで、耽美で高貴な死の花嫁が秘める、ダークロマンティシズムなヴァンパイアの表情へシフト。

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10. Eyes
あなたのアイメイクは、夜空に覆われた涙の宝石、夜にフィリニオンが零した涙が光る神秘的な瞳。夜の闇を暗示した黒のスモーキーなパウダーアイシャドウを、眉下のアイホールまで大胆に伸ばした後、重ね塗りできる大粒のラメ、スパンコールのアイシャドウジェルを伸ばし輝かせます。この闇に散らばる星屑の光は魂の想い。

11. Lips
あなたのリップカラーは、ゴシックロックな黒いバラのダークリップ。最初にダークトーンのリップライナーで唇の外側、輪郭から丸みを帯びた形へ描き、唇の山と輪郭は丸みある形でカーブを引き、唇の輪郭を縁取ります。そしてダークカラーのリップスティックで唇の内側を塗り、黒のリップグロスを重ねて色を深めましょう。

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12. Base
あなたの肌は、血色感ある色のチークは使わず、光と影のみで仕上げた、高貴なヴァンパイアの色白な肌。コンシーラーで部分的な肌の赤みを消し、淡いブルーかパープルのフェイスパウダーを、薄づきに重ね色白なセミマット肌へ。ハイライトで顔のTゾーンに光を投入、シェーダーを頬骨の下へ入れ、顔の立体感を際立てます。

13. Balance
メイクは黒で洗練された統一感。モードの世界で黒はイヴサンローラン、シャネルが好み、メイクカラーにも影響を及ぼし普及しました。たとえ同じ黒でも、光の反射で魅惑的に輝く黒、漆黒のマスカラでエレガントに艶めくまつ毛、光と影により多彩で繊細な表情が生まれる、黒の表現力を知るほどメイクの幅も広がるでしょう。

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14. Nocturne
月下の夜、フィリニオンと再会したマカテス。ベッドに寄り添った彼女の体は、氷のように冷たく驚きますが、情熱で溶かす想いで引き寄せ、2人はお互い優しくも強く抱きしめ、久々に再会できた喜びで語り合う中、やがて意識が薄れ眠りについたマカテス。朝目覚めると彼女の姿は消えていましたが、夜に再び訪れたのでした。

15. Hysteria
フィリニオンの母は、密葬した日から娘の悪夢を毎晩見始め、夜に頻繁に目を覚ましてしまい、ヒステリー状態となって異常な行動も取り始めました。母は娘の死と関係した、マカテスの家の周囲をさまよい始めたのです。そして彼の家の窓から見えた、イスに掛かった娘フィリニオンの豪華な衣装に気づき、異変を感じ始めます。

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16. Haunted
不信を抱いた母はドアをノックしても、眠っているのか夜風で木が軋む音しか聞こえません。静かに家の隙間から覗くと、月光が照らす薄暗い部屋には、ベッドで眠るマカテスと、その隣には数日前に死を迎え、確かに地下の棺へ密葬したはずの娘の姿を目撃します。フィリニオンの母は動揺し、悍ましい恐怖に震えて帰りました。

17. Paradox
翌朝マカテスの家へ再び尋ねたフィリニオンの母。マカテスは毎夜フィリニオンが来ていることを認め、2人は神々の前で婚約し、お互い誓い合ったと言いフィリニオンから貰った指輪も見せました。母は娘の遺体につけられていた同じ指輪を見て驚き、娘は既に死んでおり、それは魔女か、蘇った吸血鬼モルモーだと警告します。

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18. Curse
また死の花嫁と結ばれたマカテスも数日後、死ぬ運命になると告げたフィリニオンの母。冥界の呪いに恐れ始めたマカテスは、両親との協力に合意します。そして再び訪れた夜、眠りを演じていたマカテスの側へ、いつも通り現れたフィリニオン。その時、隠れていた両親が部屋に突入し、密葬したはずの娘を見て驚き叫びました。

19. Dead
すると低い声で話し始めたフィリニオン「母と父よ、私の愛する情熱は冥界の神を圧倒し、数日の命を復活できました。なぜ墓を越えた私の幸福まで邪魔するのですか?その冷酷な好奇心が奇跡的な自然の力を無駄にし、私を2度殺したのです」そう話し終えると倒れ、全く動かない死体となって部屋は異常な沈黙に包まれました。

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20. Summary
最後にこのメイクを要約すると、ゴシックロマンス、退廃的な美。色は黒で統一したモノトーンメイクで、死の花嫁と冥界の闇を暗示。質感は涙の宝石と星屑が輝くラメとグリッターな瞳、マットで耽美なブラックリップ。形はフェミニンな丸み。ギリシャ神話の吸血鬼モルモーを、ダークロマンティックなゴシックモードへ表現。

21. Funeral
フィリニオンの死の騒動は街中へ広まり、ついに大衆も押し寄せ、調べられた地下の棺は空となっていたのです。マカテスの部屋で倒れた彼女の遺体に、神官は厄除けと浄化の火葬を指導。この騒動は当時、目撃し調べた古代ギリシャの作家、プレゴンが筆録。ルネサンス期に再翻訳され、ゲーテの吸血鬼詩の題材にもなりました。