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フランス古典の吸血鬼クラリモンドメイク|ヴァンパイアメイク 吸血鬼メイク 死霊の恋 ゴスメイク ゴシックメイク アイメイク リップ ベースメイク モードメイク メイク方法 化粧 やり方 VOGCCI ヴォグッチ

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—フランス古典の吸血鬼クラリモンドメイク
クラリモンドメイクは、19世紀フランス歴史のヴァンパイア文学、死霊の恋、クラリモンドにインスパイアされたメイク。古代の吸血鬼伝説と共に伝わる有名なヴァンパイアの古典文学は、1897年イギリス文学ドラキュラと1872年カーミラ。その女吸血鬼カーミラを生んだ起源がさらに深い歴史、フランス文学に存在しました。

01. Makeup / メイクイメージ
このメイクの目的とコンセプトは、1836年フランス歴史の古典、美しく甘美な女吸血鬼クラリモンドを、あなたの現代のモードメイクへ再解釈。 メイクと共に辿るヴァンパイアのダークロマンスと死のエピソード。アイメイクは突き刺す悪魔の凝視、デモンバイオレット。リップは咬み付く賛美の吸血、アンデッドルージュ。

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02. Ghost / ゴースト
クラリモンドのメイクは美と死の2面性がテーマ。フランスの芸術家テオフィルゴーティエによる、このダークロマンティシズムなヴァンパイア古典の短編は、フランス語で死霊の恋、死女の恋人として1836年パリから刊行。今も英語含め版を重ねる隠れた名作で、死後も蘇る不死の吸血鬼と同じく現代へ語り継がれています。

03. Diabolos / ディアボロス
神と悪魔の派閥に分かれた世界、そこに存在した善と悪を越えた愛。物語は教会の鐘が響く中、聖職者ロミュオによる恐ろしくも耽美な悪夢、幻想的なヴァンパイアとの出会いから始まりました。天使か悪魔か?青年のロキュオは教会へ続く道の森で、まるで肖像画のような人並外れた美しさと気品あるクラリモンドを目にします。

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04. La Vampire / ヴァンピール
クラリモンドの姿は、自ら光を放射しているかのような、闇を強く照らす神秘的な月光のようでした。透明な青みがかった色白の肌は真珠の光、頬は淡いバラ色のチーク、眉はアーチ型に穏やかな幅を広げ、長いまつ毛は優雅な陰影、瞳は悪魔の妖艶さが揺れる宝石の眼光、赤く艶めく透き通った唇は深紅の血も連想させる死の唇。

05. Violence / バイオレンス
その運命的な出会いは美の暴力。王室の壮大さも身に着けた高貴なクラリモンドの美貌は、ロミュオの心臓を突き刺す衝撃を与えました。しかしその日、彼は教会で司祭に任命される叙聖式があり、さらに聖職者は独身制の掟で恋愛と結婚が禁じられ、やがて彼はギリシャ神話の悲劇のように神と悪魔の狭間で苦しむのでした。

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06. Night Color / ナイトカラー
特別な時間はいつも優雅な夜に訪れます。最初にあなたのメイクカラーは、月夜に出会えるラグジュアリーなヴァンパイアの魅力、ミステリアスな躍動感を表現。瞳は青み紫のブルーバイオレット、これは太陽が沈む薄暮の時、ダークな青紫へと空が染まり夜の深い闇へ変化していく色。そして唇は死を秘める血染めの淡い赤。

07. Texture / テクスチャー
あなたのメイクテクスチャーは、瞳は夜でも煌めくパール感あるシマーな質感。ヴァンパイアの官能と魔力が光る、クラリモンドのジュエリーな瞳へ表現します。唇はツヤ感あるグロッシーな質感、これは生きる死者クラリモンドが、ロミュオへ吸血の愛撫をした際、鮮血のツヤで透き通った深紅色に染まる唇のメタファー。

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08. Eyeliner / アイライン
あなたの目のキワに引く強調色となるアイラインの影色は、夜行性の高貴なヴァンパイア、クラリモンドを表現する夜の香りが漂う、青みよりのダークバイオレット。パウダーのアイライナーブラシまたは好みによりアイペンシルで、ダークトーンの青紫をまつ毛の隙間も埋めるようにアイラインを描き、目元を引き締めます。

09. Eyeshadow / アイシャドウ
そしてアイシャドウは、強調色のダークバイオレットで描いたアイラインから、淡いパープルへぼかし紫のグラデーションをつくります。目のまぶたのアイホールは眉の外側へ向け、中間色から明るいハイライト色へぼかし、暗いバイオレットから淡いパープルの濃淡と陰影を深めます。深みある夜のヴァンパイアな眼差しへ。

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10. Eyelash / アイラッシュ
あなたのまつ毛は、クラリモンドと出会った時に語られるセンシュアルな長いまつ毛。瞬きの度に揺れる陰翳、瞳を閉じた瞬間に見える下向きの長いまつ毛は、まさに心が奪われる沈黙の官能。ビューラーでまつ毛を縦幅へ広げる意識でカールし、ロングタイプのマスカラで長さを強調します。長いつけまつ毛の併用も効果的。

11. Feminine / フェミニン
アイメイクの調整は、目頭から下の涙袋ラインに、パールなホワイトシャドウかホワイトアイペンシルで、キラキラ輝く白いハイライトを引き、潤んだ宝石の瞳へ仕上げます。瞳全体の形はタレ目の形を意識して描き、丸みある縦幅を出すのがコツ。優雅で甘い毒のように魅了する、美しいヴァンパイアな瞳へ演出できるでしょう。

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12. Lips / リップ
あなたのリップカラーは、透明感あるヌーディな発色の赤、テクスチャーはリップグロスかリキッドルージュのグロッシーな質感。透き通ったツヤのある赤は、血を渇望したクラリモンドが愛しい生贄へ噛みつき、賛美の吸血でキレイな赤い血が、唇に淡く染み込んだような唇。深紅のヴァンパイアリップへ仕上げましょう。

13. Skin / スキン
あなたのベースメイクは、吸血鬼クラリモンドのツヤ感ある真珠の肌。それは夜に月明かりが放つような透き通ったツヤ感、透明感ある色白の肌。チークカラーはローズカラー。光を放つ若々しい美白のツヤ肌は、不老と美貌も秘める吸血鬼のメタファー。ツヤタイプで肌の保湿力も高いクリームファンデーションがオススメ。

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14. Nightmare / ナイトメア
物語のロミュオは司祭になりますがキリスト教、カトリック教会の聖人は恋愛から情欲、結婚も禁忌とされました。クラリモンドと出会ったロミュオは深く後悔する中、お互い惹かれ合った誘惑には敵わず、光が差す昼は聖職者として活動し、闇が覆う夜は美しい吸血鬼クラリモンドと2人で過ごし、夜の悪夢に溺れていきます。

15. Blood / ブラッド
クラリモンドもロミュオを愛する心を持ち、命を脅かさず吸血鬼の本能を抑えました。ある夜、果物を切るロミュオが誤って手を切ると、目が光ったクラリモンドが出血した傷にキスし、血を啜ると顔が妖艶に艶いたのです。ロミュオは驚き彼女が吸血鬼と知りますが、想いは変わらずこの身を捧げてもいいとさえ思いました。

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16. Summary / サマリー
最後にこのメイクを要約すると、アンデッドが秘める美と死の2面性、ロマンティックな華やかさとダークな毒も感じさせる、優雅な吸血鬼メイク。青い月が闇を強く照らすような明るいツヤの色白肌、淡いバラのチーク、エレガントなロングまつ毛、瞳は丸みある形で夜行性のダークムードな青紫、唇は吸血で艶めく淡い赤。

17. Blance / メイクバランス
メイクテクニックのコツは、メイクカラーは妖艶でもベースの肌はミニマル。アイカラーは月下の夜を感じるブルーバイオレットで強調しますが、リップは透き通った赤い口紅、バラ色のチークは淡く、薄づきなヌーディスキンでツヤと透明感ある真珠の肌。飾るメイクパーツと引き算も考慮し、優雅な美しいヴァンパイアへ。

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18. Coffin / コフィン
やがてクラリモンドは生命源の血に飢えて体調が悪化。ロミュオは愛しい彼女の為に自らの血も捧げ始めました。しかし夜に溺れ衰弱した彼に気づいた教会の老司祭が、死霊の墓地を疑い彼も連れて行きます。老司祭は探る中、ついに暴いた棺に眠るクラリモンドへ、聖水を注ぎ悪魔祓いを執行。彼女は灰と化し砕け散りました。

19. Dirge / ダージュ
その後ロミュオの前から一切姿を消したクラリモンド。彼は2人過ごした甘い夢のような記憶が生涯忘れられず、彼女の温もりが今も胸を締めつけました。この消せない心の痛みは罪と知りながら、聖人でも抑えきれずに悪魔を愛し続けた罰なのか?教会の祈りや聖書、たとえ神の教えでさえ愛には敵わないのかもしれません。