Q. くすんだ唇にリップの色をきれい出すには？
A. リップをマットタイプにするかコンシーラーを先に塗りましょう。マットタイプのリップを使えば、唇の色に関係なく色みが出ます。光沢のあるタイプのリップを使いたいときは、リップを塗る前にコンシーラーをたっぷりつけると今度はコンシーラーの色が邪魔してしまうので、あくまで唇の色を整える程度に薄く塗ります。

Q. 唇の形を若々しく整えるには？
A. 口角寄りの下唇の輪郭にコンシーラーをのせたあと、薬指の腹で口角を引き上げるようになじませます。フェイスパウダーをパフに取り、コンシーラーを塗った部分にのせて完成。口角が上がって見え若々しくなります。使用しているファンデーションより少し明るめの柔らかいリキッドタイプのコンシーラーを使いましょう。

Q. 薄い唇をふっくら見せる方法は？
A. 落ちにくいリップカラーかリップペンシルでオーバーリップ気味に描きます。唇の輪郭よりも、ふっくらオーバーリップ気味にリップラインを描くのが基本。手軽なのはリップペンシルですが輪郭だけ残って中が取れてきやすいので、こまめに化粧直しをする必要があります。持ちをよくしたい場合は落ちないリップカラーを。

どちらも唇の地色が隠れる程度にマットで、自分の唇に近い色を選ぶのがポイントです。描くとき大切なことは口角を横にはみ出さないこと。口角以外はふっくら描いても大丈夫ですが、はみ出すのは1ミリくらいまで。唇の山部分は自然に描き、ほかの部分をふっくらさせましょう。一番ふっくら描いていいのは下唇の中央部分です。

Q. 唇にボリュームと立体感を出すには？
A. 内側と輪郭の色を変えて立体感を出します。唇の内側には、唇が膨張して見える白っぽいベージュやピンク色のリップカラーの口紅を塗ります。そのあとリップラインは唇の内側に塗ったその色よりも、やや濃いめの口紅かリップライナーで唇の輪郭を描いて立体感を出します。唇の輪郭は元の形よりも少し外側に引きましょう。

次に淡い色のパール入りリップグロスを上下の唇中央から全体に塗ります。上唇を輪郭よりも少しはみ出すように塗ると、よりボリュームを感じるツヤのある唇が完成します。通常はリップペンシルの色は内側に塗った口紅と同じ色ですが、リップラインを口紅よりやや濃いめの色にすると輪郭が引き締まり唇に立体感も出るのです。

Q. 元の濃い唇に淡い色をつけるには？
A. 唇の色が濃くて淡い色やベージュのリップをつけたいときは、リップカラーを塗る前にコンシーラーを指で唇に叩き込みます。コンシーラーで自分の唇の色を消す方法と、ベージュのリップペンシルで唇を塗りつぶす方法もあります。コンシーラーを使う場合は、自分の肌の色と同じ明るさのコンシーラーを指にとります。

指でトントンと叩き込めば、それだけでも口紅を塗ったような、ナチュラルなベージュピンクになるので、あとはシアーなリップグロスを重ねてツヤを足せば、そのままヌーディーリップが完成。リップペンシルを使う場合は、塗りつぶしたあと指でぼかしてから、好きな淡いカラーの口紅やリップグロスを塗りましょう。

Q. 目元をポイントにできる可愛いリップは？
A. 目元をポイントにした大人可愛いメイクに合うリップは、ベージュが入ったトーンでグロッシーな質感のものがオススメ。ナチュラルで大人っぽく見えるリップカラーの代表色は、赤みが濃すぎないベージュ系、中でもブラウン寄りのベージュピンクや、オレンジ系、コーラル系などは誰でも似合いやすい美人色です。

実際にリップカラーを唇に塗ってみて、顔色がくすまず、肌色がキレイに見えるものを選びましょう。リップグロスは唇の色が透けやすいので、口紅かリキッドルージュがベターです。口紅の場合は、シアーなリップグロスを軽く重ねて唇にツヤを足すといいでしょう。目元をポイントにした大人可愛いリップに仕上がるでしょう。

Q. 「への字」口の口角を上げて見せるには？
A. 口紅をつける前にコンシーラーとリップペンシルで唇の形を補正しましょう。上唇の口角をリップペンシルで0.3～0.5ミリくらい上に出し、下唇の口角の下がっている部分はコンシーラーで消します。リップペンシルは自分の唇と同じ色を。コンシーラーは明るめで少しパール感のあるものを選び、ハイライト効果もプラス。

Q. リップを塗ると唇のシワが目立つのですが？
A. 唇の縦ジワが多いとリップを塗ると目立ってしまい老けて見えることも。大人の唇には保湿が重要です。唇が乾いていると余計にシワが目立ってしまうので、とにかくしっかり保湿することが大切です。リップクリームを塗るのはもちろん、メイク前に唇用の美容液をたっぷり塗って、2～3分ラップパックをするのも効果的です。