ダークリップは黒や紫、深いボルドーやプラムなどのダーク系カラーを使ったシックで深みのあるリップメイクです。黒いニュアンスのリップメイクをさりげなくモードにつけこなせば、ロマンティックだけど洗練された大人顔になります。ダークカラーは口紅単体ではなく、黒いリップと色つきのリップ2つと重ねたり、

リップペンシルとリップグロスを組み合わせて仕上げていきます。ダークリップを主役にしたい時はそれ以外のメイクはリップを引き立てるために薄めに抑えて抜け感を。インパクトの強い色なので、普段のメイクで使用するときはチークやアイカラーはベージュ系のナチュラルなもので陰影を付ける程度にするのもポイント。

唇の本来の色合いによって、ダークカラーのリップがイメージと違って発色することも。ダークカラーをキレイに発色させたいときは、リップ前にパウダーファンデーションを唇にトントンあてて唇の色味を消します。コンシーラーも使えますが、パウダーの方が水分が少ないのでダークリップの色が見た目通りに発色します。

ダークリップは単色カラーひとつだけを塗るのではなく、黒いリップと色つきのリップ2色を組みあせて塗るのも、ダークカラーのバリエーションが広がり色の深みとニュアンスが楽しめます。先に黒いリップをベースとして唇に塗り、その上に色つきのリップを重ねます。黒のニュアンスカラーが他の色と重なると大人な官能に。

リップペンシルはメインで使うダークカラーの口紅よりも少し黒味の強い色、深いダークカラーでパっと見アイライナーに見えるような濃い色を使うとグッとそれっぽくなります。リップペンシルを使う時は最初に輪郭を細く縁取るように描き、口紅を塗りリップブラシで全体を少しなじませます。

最後に中央からリップグロスを伸ばすと立体感のあるモードなダークリップに仕上がります。黒のリップグロスを使いたい場合は単体だけでは仕上げず、口紅の上に重ねづけします。赤やオレンジに重ねるとワンランク上の大人なダークリップに、ベージュやピンクに重ねるとシックな秋冬モードになります。