リップブラシを使えば唇の輪郭をしっかり縁どることができ、はみ出しを防いだりリップの発色やモチもより良くなります。輪郭が締まって、中央がふっくらした魅力的な唇を作る為には、リップブラシを使いこなして輪郭をしっかり縁取ることが必要。リップブラシで形よく、にじみのないセンシュアルな唇をつくりましょう。

リップブラシで口紅をとる際は、輪郭を描く時と縁どる時は薄く少なめに、中央にはたっぷりと多めにします。唇の場所によって量を変えて塗ります。そうすることで輪郭に口紅がたまらず、中央はふっくらと仕上がるのです。縁どる時にはにっこり笑うように口角を上げると、塗りやすくきれいに仕上がります。

まず最初にブラシに口紅を含ませます。口紅の表面をなでるようにしてブラシに含ませていきます。輪郭をとる時はブラシを軽く2〜3往復させる程度、中央を塗るときはブラシ毛の内側までたっぷり含ませるように。ブラシは口紅を何度も足すのではなく、最初に一度にたっぷりの量を含ませるのがコツです。

ブラシに口紅を含ませた後下唇から輪郭を縁取ります。口を少し開けて口角を上げます。ブラシを寝かせて下唇の口角のハジから中央に向かってラインを描きます。反対側も同様に描き中央でつなげます。そして下唇の中央を塗ります。ブラシに口紅をたっぷり足して唇の中央に口紅を置き、それを左右に広げるように塗ります。

下唇を仕上げたら、上唇も同様に仕上げます。ブラシに口紅を足し上唇の口角から山の輪郭を描きます。両側の輪郭を描いたら唇の中央に塗って完成です。リップブラシは軽く鉛筆を持つようにブラシを持ち、筆の側面を使うと輪郭がきれいに描けます。上唇と下唇をそれぞれ左右から縁取りましょう。

リップブラシに最初慣れない方は、つい単純に全体に伸ばしてしまいがちですが、ポイントはまず輪郭をきちんと描くことから意識しましょう。また右利きだと右側のリップラインが緩んでしまうことが多いので、左側を先に丁寧に塗った後、右側のラインを左とあわせて描くようにするとバランスよく描けるでしょう。