顔の印象が変わるアイシャドウの色。ファッション業界のビックネームたちは、ありとあらゆる鮮やかな色を使う傾向があるようです。たとえば元ディオールのジョン ガリアーノ、アレキサンダーマックイーンなどは、ファッションショーで彼らのコレクションと同じくらい派手なアイメイクのモデルを登場させています。

1色だけで顔に何か劇的な効果を持たせたい、あるいは舞台メイクみたいにぬりたくりたいと思うなら古臭いタブーは捨てることです。アイシャドウに限らずメイクの醍醐味は、結局は遊び心と冒険心なのです。駆け出しのライター、モデル、メイクアップアーティストのようなルールにとらわれると楽しさを忘れてしまいます。

アイシャドウを塗れる目元は、色の実験をするにはよい場所です。影を作る深い色合いのものからライトリフレクト効果のあるのも、蛍光色のものまで、アイシャドウはあなたを輝かせてくれます。メイクにこれといったルールはありませんが、あなたの冒険心を成功に輝くアイシャドウのカラー方法を知っていきましょう。

色はイメージチェンジにはもってこいの道具です。しり込みしないでおおいに利用しましょう。先入観は捨てることです。よさそうだと思ったら試してみましょう。アイシャドウの色を使うことに慣れるには最初は抑えた色から始めるとよいでしょう。また、飛び散ったアイシャドウで顔を汚さないように気をつけてください。

アイメイク前に、あらかじめ透明のパウダーを目の下にはたいておきます。そうすれば落ちた余分なアイシャドウを拾ってくれるので、メイクが終わったらブラシで払い落とします。アイシャドウの色は服や口紅と合わせないようにするのがオススメ。アイシャドウは違った色にするほうがモダンなイメージに仕上がります。

肌が黒めの人には、紫や赤、ダークブルーといった深い色合い、とくにパールの入ったものがよく合います。白い肌にはブラウン系やパステル系が合うでしょう。まぶたにはファンデーションかモイスチャライザーの保湿化粧品で整えておきます。こうしておくとアイシャドウの伸びがよくなり、よれたりムラができません。

もしアイシャドウブラシをうまく使いこなせない人は、クリームアイシャドウかジェルタイプのアイシャドウを使うとスムーズにいきます。使うときは一色だけにすれば失敗しません。そしてアイシャドウの色を使うときの注意点は目頭に暗い色を使わないように。両目がくっついて見えるばかりか鼻も大きく見えてしまいます。

アイシャドウはほんの少し色を使っただけでイメージが一変することに驚くでしょう。目の周りを明るくするには明るい色かパールのシャドウをまぶた全体に伸ばします。色のアクセントが欲しいけど派手なまぶたにはしたくないときは、ブルーかグリーンのアイラインをまつ毛の生え際に沿って使うと繊細なニュアンスが出ます。