失敗しないモードなアイメイクのプロセス。しっかりとアイメイクが施されているのに重くならずに、ナチュラルなモード感を損なわないアイメイクテクニックの手順をお教えします。まずアイライナーですが、アイペンシルとリキッドの複数を併用するとき、先にアイペンシル→リキッドアイライナーの順番で重ねれば、

きちんとメイクしてるけど、自然でハッキリした目もとを作ることができます。肌なじみののよいペンシルタイプでベースをつくると、リキッドのラインがキレイにまぶたにのり、目もとにツヤが出るからです。逆にするとせっかくのリキッドライナーのツヤをアイペンシルが消してしまうことになります。

次にビューラーまたはアイラッシュカーラーで、限界までまつ毛を上げることが重要。目を大きく見せるのは何かと言うと。まつ毛。このまつ毛が1ミリでも上がるだけで、目は大きく見えます。ビューラーで根元の仕込みからしっかり形づくり、まつ毛をカールして立ち上げると、まつ毛が短い人でも印象は大きく変わります。

ビューラーでカールしたら次はマスカラ。ボリュームを出すために、つけては乾かして重ね塗りを繰り返す人がいますが、これはダマになったり、まつ毛とまつ毛がくっついてしまったりする失敗の元です。1本1本が濃くスッと伸びたまつ毛は、つけたマスカラ液が乾く前に塗り重ねることでつくれます。

マスカラ液が乾いてしまうと、一度束やダマになったものは元に戻らなくなります。重ねるときは続けてテンポよくつけていきましょう。そして束やダマができたら乾く前にマスカラコームでサッととかしましょう。このコーミングを一回ずつ丁寧にするだけで、ダマにならない美しいまつ毛に仕上がります。

最後はアイシャドウ。グラデーションに仕上げるのが有名ですが、ここで大切なのがシャドウを塗る範囲。よくまぶたしか塗っていない方も見かけますが、眉下までのアイホール全体に塗ると、目に立体感がでてグラデーションも自然に仕上がります。このプロセスでナチュラルでありながら印象的な目もとを演出できます。