UVケアは夏だけのものではありません。美肌のために365日UVケアをして紫外線から肌を守りましょう。毎日の積み重ねが10年後の美肌をつくります。紫外線は季節や時間によって強さに違いはありますが、一年中天候にかかわらず降り注いでいます。紫外線の影響を避けられるのは太陽の沈んだ夜の時間帯のみ。

窓ガラスを通して室内に入ってきたり道路から照り返して反射したり、あらゆる方向から影響を及ぼします。紫外線から肌を守るために欠かせないのがUVケア。紫外線の影響は日焼けやシミといった肌の老化の原因で、とくにA波は真皮まで達し、コラーゲンを破壊して、シワやたるみを引き起こします。

また日焼けは皮膚が赤くなり軽いヤケドを負っているのと同じで、他に皮膚を厚く硬くしたり、くすみ、ガサガサした肌の老化を起こし、これらの紫外線による老化現象は光老化と言われます。日焼けしても元に戻ると油断していると、取り返しのつかない事態に。なので毎日のUVケアが欠かせないのです。

シミは最近浴びた紫外線のせいでできるものではありません。子供の頃から毎日少しずつ浴びてきた紫外線の積み重ねが、ある日突然シミとなって現れます。日焼けしたつもりがなくても万人にシミができるのはそのためです。四季を通じて晴れでも曇りでも降り注ぐ紫外線こそがシミの元凶だと覚えておきましょう。

紫外線は太陽から直接降り注ぐ直射光のほかに、空気の粒子に当たって空中に散乱する散乱光や、道路などから跳ね返ってくる反射光など、あらゆる方向から当たります。防止や日傘だけを使っていても安心はできません。とくに夏は日焼け止めをしっかり塗ったり、UV効果のあるサングラスでガードしましょう。

天候が悪い日もガードを。晴れの日の紫外線量を100%とすると、薄曇りの日は80〜90%、曇りの日は60%、雨の日は30%です。また天気が急に変わりことも。紫外線の量がゼロになるのは夜だけ。雨の日も曇りの日も油断せずUVケアをしましょう。紫外線量のピークは10時〜14時ですが、朝と夕方も油断は禁物。