01. 美肌になる魔法のスキンケア成分
科学はスキンケアに革命を起こしてきました。長年の研究開発のおかげで、今では老化に対抗し、時計の針を元に戻すことも不可能ではなくなりました。このページに挙げたものは、その際も強力な武器となるものです。美肌ケアのために肌老化を遅らせて、自分の肌を守るためにもスキンケアの成分を知るのは重要です。

02. ビタミンC
有名で名前も普及している強力な抗酸化物質であるビタミンCは、肌の中のコラーゲンの製造能力を高めることにより、肌のシワの発生を遅らせ、太陽の紫外線による肌のダメージを修復するのを助けてくれます。ビタミンCは現在、さまざまなスキンケア製品に使われ、肌老化の時計の針を遅らせる効果が実証されています。

03. アルファヒドロキシ酸 AHA
刺激が強すぎると言う人もいますが、多くの人が手放せないというAHAは、20世紀の老化との戦いの中で最も重要な発明のうちの１つです。AHAの成分であるグリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸は、すべて果物や乳に含まれる天然の酸です。剥離作用とおだやかな研磨作用で、肌の表面に角質をとどめる細胞間の、

接着剤を溶かし角質の自然剥離を促します。これで健康的な新しい細胞がより早く肌の表面に到着できるようになるのです。一番の利点は肌を若返らせ、肌のキメと色を整えてくれることです。またAHAが保湿力を高めてくれるため肌にハリが出ます。ただしうるおいが得られるのはAHA配合クリームを使っている間だけです。

04. ベータヒドロキシ酸 BHA
こちらもアルファヒドロキシ酸のAHAと同じように角質除去効果がありますが、AHAよりもやや刺激の低い物質です。AHAは一部でアレルギー反応を起こす人も少なくありません。AHAは肌を過敏にさせる傾向があり、使っている間は必ず日焼け止めクリームで肌を保護する必要があります。それにくらべBHAは低刺激です。

サリチル酸のようなBHAは、肌の毛穴から皮脂を取り除く働きがあるので、ニキビの治療にしばしば使われますが、それに加えて、肌の小ジワを少なくしたり、肌にできたシミを薄くしたりする効果があります。ただし低刺激だとしてもAHAと同様、光に反応しますから、使うときには必ず日焼けから身を守るようにしましょう。

05. レチノイド
魔法のニキビ治療薬としても喝采を浴びているレチノイドは、ビタミンAから抽出される老化防止成分です。レチノイドはレノヴァ、レチノヴァ、レチンA、レチノールといったさまざまな形で世に出ていて、毛穴のつまりを取り除き、皮脂が表皮に到達するのを助けます。使った人たちは、肌のキメが細かくなりシワが改善されます。

反対にデメリットもあります。これらのクリームは肌質によって炎症を起こす可能性もあります。塗ってから数週間、赤みや、かさつきが出る場合も。ビタミンAは傷の治療を妨げる働きがあるので、このクリームと並行して脱毛ワックスなど過激な手入れは避けましょう。光に反応する可能性もあるんで日焼け止めも必要です。

06. エキナセア
エキナセアは天然の美容成分です。美容産業に科学の力が持ち込まれ、多くの新しい発見が日常的なものになってますが、最も潜在力のある成分は自然の源です。民間に伝わる風邪薬としてだけでなく、肌を強くする性質があることで知られています。肌の再生を助け、肌の内部構造を支える繊維物質の製造を促します。

07. そのほか天然植物成分
アロエベラは、自然派のスキンケアだけでなく、ほとんど神話的な地位をもつ天然成分で、治療作用と消炎効果のために世界中で使われています。ほかにアルガンオイルは、同じ名前をもつモロッコの木から有機的に抽出されたオイル。アルガンオイルはビタミンEを豊富に含む抗酸化物質で、肌の老化と戦う働きをします。

08. コラーゲン / エラスチン
コラーゲンとエラスチンは、肌にハリと弾力を与えるスキンケアでは有名な繊維物質です。年齢を重ねるにつれ、コラーゲンとエラスチンの分泌は減り、それによって肌にハリがなくなり、若々しさが失われます。水分を効率よく吸収する働きがあるので、必要な場所につけることで肌にハリがよみがえり若々しい美肌に導きます。

09. セラミド / 抗酸化物質
セラミドはすばらしい水分結合力を持つ物質で、乳液などに使われています。健康な肌の中には存在しますが、乾燥した肌には不足しがちです。抗酸化物質は、初期老化の原因となる活性酸素によるダメージと対抗します。ビタミンE、ベータカロチンはクリームに使われていますが、食事からも定期的に摂取するのも大切。