01.プロアーティストのリップメイクのヒント
フランソワ ナーズやボビイ ブラウンといった、メイクアップアーティストからのリップメイクのとっておきのヒントを紹介していきます。メイクにルールはありませんが、自己流でやっていると、とくに難易度の高いリップメイクは失敗することもあります。そんなときのあなたのリップメイクのヒントになれるはずです。

02.フランソワ ナーズ
「私は唇全体にリップペンシルを使い、落ち着かせる為に上からフェイスパウダーをはたく。それからグロスか口紅を上に塗る。ペンシルを選ぶ時には口紅と違う色でも恐れずに。ペンシルを唇全体に使えば、上から違う色を塗ると言う組み合わせでも成功します。ペンシルと口紅の色を合わせなければいけない考え方は流行遅れです」

03.ボビイ ブラウン
「口紅をつける前に、良質のリップバームを必ずつけ、唇によく浸透させましょう。もし唇が乾燥していたり、リップバームが残っていたりすると、口紅の持ちが悪くなります。口紅をたっぷりつけてから、ティッシュでふき取ってリップの色を定着させます。それから最後に塗って仕上げるとリップメイクが長持ちします」

04.ケヴィン オークイン
「リップスティックを唇に塗るときにはリップブラシを使います。リップスティックの容器のままで使うよりも扱いやすいのです。そのために口紅の見本をリップカラーの色順にボックスの中に並べておきます。口紅を折って、ボックスの中でつぶすのです。こうすると画家のパレットのようになります」

05.マギーハント / バーバラ デイリー
「リップメイク中歯に口紅のあとがつくことがあります。そのため歯に見苦しい口紅のあとがつかないように、指を口の中に入れてそっと口を閉じて、それから指を引きます」「唇の皮がヒビ割れたり、唇が乾燥しているなら、唇にバセリンを塗り、赤ちゃん用の歯ブラシでこすって、乾燥した皮膚を取り除きます」

06.メアリーグリーンウェル / ジャニール ロベル
「リップライナーは、唇の輪郭をくっきりさせ、口紅を長持ちさせます。黒い肌には、ブラウンのアイペンシルをリップライナーとして使うこともあります」「ふっくらとした唇にするには、ピンク系のブラウンの口紅を唇全体に塗り、下唇の中央にコンシーラーをハイライトとして少し載せればよいのです」

07.ボビイ ブラウン
「手軽にかわいらしく見せるには、透明感のあるリップカラーを使うのが一番でしょう。最初は透明なリップグロスかリップクリームから。唇に微妙な変化が生まれ、リップが美しく見せます。もう少し変化させたいなら、リップグロスにシマーかグリッターを加えてみましょう。光の反射によるキラキラ感で表情が変わります」

「若さを表現したいならマットなリップカラーはいりません。マットで濃いリップカラーは口もとを強調するため、老けて見えることもあります。若さあふれるゴージャスな唇には透明感のあるピンクやみずみずしいベリーカラーが似合います。モダンですし失敗がありません。でも型にはまる必要はありません、いろいろ試してみて」