リップメイクの直し方テクニック。口紅やリップグロスは落ちやすく、こまめなメイク直しが必要なリップメイク。色落ちしたカサカサの唇は避けて、うるおいのある美しいリップを保ちましょう。一番ムラなく完璧にリタッチできるのは、完全にオフしてから塗り直すとリップの色も均等になります。
乾燥で崩れたり、食事で落ちてしまったり、リップはメイクの中でも一番お直し頻度の高い場所です。落ちやすいからといって、すぐに口紅を塗り直して終わり、というのはできれば避けたいもの。リップを直すとき一番注意したいのは唇の古い角質です。この角質をケアしていないと、こまめに塗り直してもカサカサの唇になります。
角質ケアのためにはリップクリームを使ってこまめに保湿をし、カサカサをなくしましょう。この角質がないだけで口紅の仕上がりもリップ持ちも格段に違ってきます。リップのお直し前に、もし色が残っている場合は、一度全部ふき取ったほうがムラなく塗れます。またリップは色が落ちていたら保湿をして塗り直します。
特にリップは食事や長時間の会話や、雨から夏の暑い季節などの天候でも崩れやすくなってしまうので、こまめな塗り直しが必要です。リップメイクは崩れてくると、落ちかけた口紅によって鮮やかな色やツヤがなくなっていき、縦ジワも目立ってきます。また口角のくすみ、リップメイクの輪郭と輪部もぼやけてきてしまいます。
毎回とは言いませんが、キレイにお直ししたいのであれば、塗り直す前にひと手間だけプラスして、いさぎよく全部落とすことをオススメします。リップバームを含ませた綿棒を唇の上で転がして、メイクオフと保湿を同時にしてしまいましょう。唇がなめらかにうるおい、このあと塗り直すリップの発色や色持ちがよくなります。
まず綿棒の先にリップバームを含ませます、リップバームの含ませた綿棒で残っている口紅を落とします。残ったリップや唇の皮むけをオフしつつ、バームで保湿も同時にできます。そして唇をうるおわせたところで、あらためて好みの口紅を塗ります。これでリップメイクの塗り直しがキレイにできます。
また他にも、綿棒を使わないティッシュを使ったリップメイクのお直し方法もあります。口紅を一度ティッシュで完全にオフし、リップクリームのスティックで保湿してから塗り直します。口紅を一度ティッシュでオフしたあと、リップクリームで唇の上でクルクルと小さな円を描くようにして2往復させてしっかり保湿します。
リップクリームのスティックを塗るときは、横塗りだけではなく、唇の縦ジワにも保湿成分が入るように、縦塗りもお忘れなく。そして保湿のあと、好みの口紅を塗りなおせばOK。縦ジワがあるとリップがキレイに塗れないので、口角を上げつつ縦ジワをのばす、イーの口の形でしっかり塗りましょう。
最後にサッと口まわりのくすみをはらいます。唇の輪郭は時間とともに、くすみがちなので、ファンデーションのパフで軽く抑えてなじませましょう。また、いくら忙しいときでも食事で落ちた口紅はそのまま、というのはやめて、軽くティッシュでおさえて油分をオフし、口紅をすばやく重ね塗りしましょう。
口紅のメイク直しでバッグに携帯したい便利なお役立ちアイテムは、綿棒とティッシュ。そしてリップバームか、または持ち運びに便利なリップクリームのスティックです。綿棒はひとつあるだけで、リップバームを含ませれば唇の皮むけや、口紅のオフと保湿も同時にできたり細かいメイク直しにとても便利です。