甘いドーリィリップで忘れられない女性になる。まずお人形のようなドーリィリップを仕上げるのに大切なイメージは、ぷるんとうるおう人形のような甘い唇。唇がぷるんとうるおっているだけで女性は数倍かわいく見えるのです。逆にガサガサだとどんなに可愛らしい顔だって台無しです。

普段からリップメイク前に念入りにリップクリームを塗る女性は、わかっている人なのです。メイク前に肌をうるおわせるのと同じように、唇にも色をのせる前にリップクリームを欠かさないようにしましょう。リップグロスでも口紅でも、塗る前のうるおい補給は、美しいドーリィリップを作るためのマストテクニック。

お人形のようにふっくらうるんとした唇は、女性の特権であり、人を引きつけてとりこにする武器でもあります。内側からぷるんとうるおう唇で忘れられない女になる。唇のジューシー感はドーリィリップの完成度に響きます。うるっとなる一番のオススメは、こっくりした重さのあるリップバームです。

リップクリームよりも厚い膜を唇につくります。モード雑誌の撮影をするときにも、プロのメイクさんが使うのもほとんどこれ。リップバームでうるおいを足したら、そのうえにお人形らしい色のリップカラーや質感も重ねてドーリィリップをメイクしていきます。ノンパール、ノンラメのリップを揃えておきましょう。

まずドーリィ感向上を狙うなら、リップはノンパール、ノンラメのクリーミーな赤やオレンジをポンポンと指でスタンプ塗りにします。キッチリしすぎない、ぽわんと内側から色づく感じが今っぽくドーリィ感が出てオシャレです。そしてシロップみたいな透明なクリアグロスは、たっぷりのせておいしそうな唇に。

そうすれば魅力的なドーリィリップに。またドーリィリップは、よりミルキー系のかわいい唇に仕上げたいのなら、上唇の山と下唇の口角にコンシーラーでアウトラインをとってなじませてから、ノンパール、ノンラメのクリーミーなテクスチャの口紅を塗りましょう。色はなめらかなミルキーカラーがドーリィの唇にはベスト。

その上から上唇の山と口角にうるうるのグロスを重ねるとお人形らしいかわいさが濃密に。そしてファンデーションを塗るときに唇の輪郭にもグラデーションみたいにぼかすように塗ります。次にリップグロスや口紅を唇の輪郭の中央部分だけにサラッとつければ、お人形のようなキスしたくなるドーリィな唇が完成します。

可憐なドーリィリップを維持してメイクするにはお手入れも大切。リップ専用のスクラブやリップトリートメントもありますが、いつでも簡単にできるのが、ハチミツと粒が細かい黒砂糖を混ぜたもの。それでクルクルと小さな円を描くようにマッサージし、ラップを重ねて3分置くと、とびきりドーリィな唇の土台ができます。