—チークが上手く塗れないときのヒント
チークは難しいとよく言われます。原因はチークブラシの選び方と使い方が失敗していたり、頬の位置を間違えているか、チークカラーの色の選び方が合っていないか、誤ったチークの塗り方をしてないかなど。あなたのチークが上手く塗れなくて違和感を感じたとき、チークが失敗する原因を探っていきましょう。

01.Makeup Tool
多くの人がチークのコンパクトに付いてくる付属のブラシを使っていますが、これは使用しないで処分した方がいいでしょう。なぜなら付属のチークブラシは小さすぎてチークの色を頬に均一にのせることができません。かわりにボリュームあるブラシの先端が丸くカットされた別売りの専用チークブラシを使います。

02.Cheek Brush
専用のチークブラシは、コンパクト付属のチークブラシと何が違うのでしょう？ チーク専用ブラシはボリュームのある丸いブラシで、チークの色ブレンドが思い通りにできるように計算されたカットになってます。あなたがチークを失敗して上手くつけられないとき、コンパクトチークの付属ブラシが原因かもしれません。

03.Place
チークの正確な位置を再確認してみましょう。あなたのチークをのせる正しい場所をしっかり見極めるには、大げさに微笑みます。無言の独り笑いはちょっと怖いものですが、ここで頬が盛り上がった部分がチークをのせる正解の位置です。この頬の高い位置にチークをのせると最高に自然な仕上がりになります。

04.Brush Adjust
チークを顔につける前に、一旦ブラシをティッシュなどへ手で軽くはたきます。最初にパウダーチークをブラシでとりますが、つける前にチークブラシを軽く叩いて余分なパウダーチークの粉を落とすことで、チークが頬に一気に濃くつき過ぎる失敗も防げて、チークカラーの強弱とグラデーションが調整しやすくなります。

05.Apply
あなたのチークを不自然さや違和感なくブラシで塗る方法は、チークブラシを最初に頬の高くなっている部分にのせて、髪の生え際へ向けて上向きになじませていくと自然な仕上がりになります。チークのよくある間違った塗り方は、チークを頬の横へ直線的にくっきり引く方法で、これは自然に見えず失敗の原因になります。

06.Cheek Area
チークの位置は頬の高い部分ですが、あなたが正しい位置と思ってチークを入れた頬の位置も、顔が疲れているときは頬が下がったりして面長な印象に見えることがあります。そんなときチークの位置をやや上方に微調整して、チークを重ねる位置を外側へ動かします。顔の幅が少し広くなり、長さも解消されるでしょう。

07.Cheek Adjust
あなたの頬骨の位置が高い場合、チークを広げる範囲は顔の中央の鼻に近い部分に絞ります。反対にあなたの顔の横幅が広かったり、ふっくらした顔立ちなら、顔の中央ではなく髪の生え際に近い部分にチークをのせてシャープさを出します。チークの基本の位置は頬骨ですが、顔の長さや幅も微調整していきましょう。

08.Cheek Color
チークの色があなたの肌にとけこまないとき、チークの色が合っていない可能性があります。色白の肌はローズピンク、褐色に近い肌はオレンジ系ピンクが合いますが、コーラルピンクや薄めの中間色のチークカラーを選ぶとほとんどの肌色と合います。チークカラーは正しい色を選べば自然にチークが肌となじみます。

09.Various
あなたが自分の肌と合うチークカラーを色々試したくなったら、百貨店などにある化粧品ブランドのカウンターで、チークのサンプルも積極的に試してみるのも楽しいでしょう。チークのコンパクトで見る色と、実際にあなたの肌につけたときのチークカラーの発色は違って見えることもあるので、色選択の失敗を防げます。