眉毛の形を変えると顔も変わる。眉毛の形を変えてみれば顔も変わり、これまでとは全く違った自分を発見できるでしょう。描いた眉、または自然のままの眉の形は、あなたが自分自身をどう見ているのか、あるいは他人にどう見られているかを何よりもよく物語っているのです。つまり「お金のかかった格好」をしてる女の子の眉は、

いつも完璧なアーチ型が多いでしょう。眉毛を脱色して色気を感じさせている「セクシーな若い女性」は、明らかに毛抜きに愛情か憎悪をもっています。「イエスかノーかハッキリしてよ」という態度の女の子は、眉の間に産毛を残したままにしているでしょう。眉の形はいわば顔に書かれたサインのようなものです。

ブルック・シールズやエリザベス・テイラーのトレードマークである眉毛がない顔を想像してみてください。太い眉が細い眉かという流行は目まぐるしく変わります。太くて力強い眉の人は誇りをもってください。少なくともこっそり抜いてしまう前に、もう一度よく考えてみましょう。1960年代の美女たちの多くは今、

かつてのハッキリした眉の流行がすたれ、線のような細いアーチ型の眉が流行っているのを嘆いているでしょう。形のよい眉に恵まれない人には永久的な方法もメイク化粧品を使う方法が数多くあります。眉に自分の絶対的な好みの形と色があるなら、テンポラリータトゥーやアートメイクは手間のかからない素晴らしい方法です。

眉のテンポラリータトゥーやアートメイクは、一度染料を入れると何週間も何もしなくてよいのです。このタトゥーやアートメイクを入れると水泳でも嵐の雨に濡れても、眉2本の「アーチ」が頬に流れ落ちてしまう心配はありません。髪のヘアカラーを変えたときには髪の色に合わせて眉の脱色や染めたりする必要がありますが、

アイブロウペンシルや、眉の色を変えるアイブロウマスカラを使うほうがもっと便利で眉色を変えるのが簡単です。メイクアップアーティストのマギーハントは、ヘアカラーなどをした髪色より1段階明るい色のアイブロウペンシルやアイブロウマスカラを持っていると失敗がないというアドバイスをしています。

また眉毛を抜く勇気がない人は糸ひもか、糸を使えば早く比較的痛みがなく脱毛できます。これはワックスやレーザーによる脱毛より安くて手間がかからないということで、海外の大手のビューティサロンで広く採用されている方法で、熟練したセラピストがピンと張った糸に眉毛をからみつけて抜き、完璧な形を作ってくれます。

糸脱毛は日本にもここ数年で上陸し、スレッディングとよばれていて、眉を整え、産毛を脱毛する肌にやさしい脱毛方なのです。レーザーなど電気分解法の永久脱毛は、整った眉を永久に保つ方法で、処理が終われば毛は永遠に生えてきません。毛が再生することはありませんが、気が変わったときのことも考えておきましょう。

保守派は毛抜きのピンセットを選ぶでしょう。眉毛を整える脱毛は費用がかかり、痛みもともなうこともあるので、保守派の人には毛抜きは手放せないものです。とくに毛抜きの中で、アメリカ製のトゥイーザーマンは多くファッションモデルやセレブがお世話になっていますが毛抜きを使うかは結局は個人の好みの問題です。

一般的に先が曲がったタイプは根の深い毛をつかむのに適していますが、毛先が器用なら先のとがったタイプでもよいでしょう。毛を抜くときには自然な形を最大限に生かすコツがあります。額まわりに先のトゲトゲした毛は見苦しいので、眉の下側の毛だけ抜き、眉頭のくさび型の濃い部分は適度に間引くようにしましょう。