下まぶたと涙袋のアイメイクのテクニック。下まぶたのアイメイクは知っているようで、意外と重要性を知らずに適当にやってしまうことも多いのではないでしょうか？ 下まぶたに特化したメイクプロセスを紹介します。下まぶたをアイメイクで描くとき、アイシャドウの付属のチップのできるだけ細いものを使います。

指や太めのチップでつけてしまうと幅広くついてしまうのでNG。まず細いチップにアイシャドウを取り、やはり一度、手の甲でなじませてください。チップに取ってすぐに描き始めると危険です。アイカラーの色が濃すぎたり量が多すぎたりします。とくにここは細かいパーツなので失敗するとやり直すのも大変です。

アイシャドウの色ものは、すべて一度手の甲に出すこと。こんな些細で小さなことが仕上がりの完成度を変えるのです。そのまま下まぶたの、下まつ毛が生えているギリギリのキワにのせます。まず目尻から3分の1、もう少し目を大きくしたければ3分の2というように、細く、細く入れていきましょう。

目を一番大きく見せる分量は人の目のサイズによって違うので、自分に合った分量でいろいろ試してみてください。目が大きい人ほど入れない方がいいのでしょう。このように下まぶたもシャドウで囲むと、目がくぼみ、影ができて、外人さんのようなホリの深いゴージャスな立体感がでるのです。

これで下まぶたにも立体感のあるホリがつくれました。このホリの深さが、初めから目鼻立ちのハッキリした顔立ちに見せてくれます。そして最後は涙袋にオフホワイトをちょっと入れて下まぶたを仕上げると、目がうるっとして、女性らしいフェミニン差が倍増します。この一筆が誰にもモテる涙袋のうるおいを出します。

使うのはオフホワイトのアイシャドウです。上まぶたのメイクのときに載せた色と同じか、パールピンクなどがあればそれも素敵です。アイシャドウパレットの中に使える色が必ず入っているはずです。それを付属の細いチップで、目の下の涙袋に目頭からスッとひと筆入れましょう。目がうるっとするはずです。

涙袋にオフホワイトを入れていくとき、目尻にいくほど、消えて無くなるイメージで入れていきましょう。目の涙袋の位置が分からないひとは、ニコッと口をあげて顔を笑ってください。そこで目の下にプクっと盛り上がるところが涙袋です。涙袋のメイクは、年齢に関係なく女性すべてにしてもらいたいテクニックです。

涙袋につかうオフホワイトのチップは、普段のアイシャドウで使ったものではなく、違うものを用意するか、あるいは違う面を使った方がいいでしょう。チップにアイシャドウの他の色がついていると、色が混合して目の周りが汚れて、黒ずんで見えてしまいます。そしてつける前には手の甲で一度なじませることを忘れずに。