ストレスで肌が荒れて、ホルモン分泌や自律神経が乱れる人が多くいます。この2つは女性の美しさに深く関係します。ストレスを溜めないように心がけたり、ストレスに負けない肌と体を作りましょう。ストレスは、まず交感神経を緊張させます。それによって睡眠が妨げられ、肌の代謝が低下します。

またストレスによって免疫が低下してニキビや口内炎などができやすくなります。人によって湿疹ができることも。ストレスに打ち勝つには、まず福交感神経に切り替えることが必要です。いつも慌ただしく忙しくしていると交感神経が緊張したままになるので、ゆっくりリラックスする時間を持ちましょう。

たとえば、5分でもいいのでボーッとしたり、一人の安らぐ時間を作る、腹式呼吸をしたり、お風呂に入りバスタイムをゆっくり楽しむのも良いことです。他にアロマテラピーでリセットするのもいいでしょう。香りは大脳辺緑系という感情に関係するところにダイレクトに働いて気持ちもほぐします。

つまり良い香りをかぐと、人は無条件によい気分になるのです。アロマテラピーにもいろいろ作法がありますが、難しく考えずに好きな香りをたいてみましょう。アロマオイルやアロマキャンドルのほか、お香もよいものです。エッセンシャルオイルはお風呂に入れるのも効果的。リラックスしたバスタイムができます。

イライラするときはラベンダーのエッセンシャルオイルが緊張をときほぐして、イライラや怒りを鎮めてくれる効果があります。眠るまえに用いる香りとしてオススメ。ほかにローズは、鬱や自己嫌悪や嫉妬など悲観的な感情を優しく解きほぐす効果があり、バラは幸福感や安らぎの気持ちへと変えてくれます。

ファッションや美容、恋愛や趣味などの自分の好きなプライベート活動でも、ストレスを解消し幸せな気分をつくるベータ エンドルフィンという脳内物質が分泌されます。それによって血流が促され、肌の色やツヤがアップするのです。そのため恋をするとキレイになる、と言われているのも事実でしょう。