美容医療とは、レーザー治療によるシミの治療や、ケミカルピーリングによるニキビ跡の解消から、ヒアルロン酸の注入など日頃のスキンケアだけでは解決できない、肌の悩みを治療することができます。どうしてもセルフケアで肌悩みが解決しないときは、医師の管理下で行う美容医療を受けてみるのもひとつの選択です。

医師が行う美容治療は、安全で効果も高いため、最近ではアンチエイジングのために美容医療を利用する人が増えてきています。とくにひどくなった肌荒れ、シミやシワ、ニキビ後によるクレーター肌などは、化粧品のセルフケアやエステだけでは消せないし、解決するのは難しいため美容医療が必要になってくるでしょう。

美容医療は美容皮膚科、美容外科などで受けられます。ちなみにエステサロンとは何が違うのでしょうか。美容医療ではヒアルロン酸などの注射、最新技術によって導入されたレーザー、ケミカルピーリングなどの治療を行えますが、エステサロンでは医療機関ではないため、これを行うことができません。

代表的な美容医療を紹介すると、たとえばイオン導入は毛穴やたるみ、シワなどあらゆる肌悩みに効果的。ビタミンC誘導体を肌に塗り、電極をあてて導入し、ビタミンCを肌の奥まで浸透させます。ただ肌につけるだけより、何十倍も浸透がよくなります。ピーリングで古い角質を取ったあとに行うと浸透が高まります。

レーザー治療は、皮膚を傷つけずに目的の肌部分だけに光をあてて、シミやアザを除去します。シミの深さによって1回〜5回ほど繰り返す場合があります。またフォトフェイシャルというものは、部分的にあてるレーザーと比べ、顔全体にソフトな光を当てるのが特徴で、顔全体のトラブルや赤ら顔に使われます。

ヒアルロン酸やコラーゲン注入は、シワ部分に注入し肌をふっくらさせてシワの悩みを解消します。多くの人が悩む口の法令線対策のスタンダードで、深い層に原因があるシワに向いてます。ケミカルピーリングは、厚くなった角質をはがして新しい皮膚を再生させて、シワやたるみ、毛穴からニキビ予防に効果的です。